買取事例
全国書道買取舎の看板を見てお越しくださったお客様から、マンション一室を片付けたいので査定してほしいとご依頼を受けました。
「どのような書道の道具を買取できるのですか?」と当社によくご質問がありますので、今回はご依頼主様のご承諾を得た上でわかりやすく写真にてご説明をいたします。
整理整頓されて写真でも綺麗な書道部屋ではありますが、散らかっていても全く問題はございません。ご安心ください。
棚には筆、墨、硯が所狭しと敷き詰めてございます。査定の際には一点ずつ見た上でお値段をつけさせて頂きました。
墨や筆などは未使用でなくても買取対象になります。筆先が固まっている筆、使いかけの墨など査定に伺う前に捨ててしまったという事例もありましたのでお気をつけください。
書道教室も営んでおられましたので、二つの部屋に大量の紙が敷き詰めてました。
整理整頓されてましたが、その中でさらにお値段のつく書道紙を査定の際に選別しました。
お客様の中には書道の半紙やシミがついた紙などを買取が出来ないと思われ、そのまま廃品回収に出した事例も事例もございました。
今回の査定に関しては事前に先生のお弟子さんから中国の紙に対する価値を聞いてましたので、全て保管してましたので高価なお値段がつきました。
上のように紅星牌の年代を分けて値段をつけ、他の中国宣紙、台湾宣紙、蝋箋、手漉和画仙紙などお値段のつくものを分けて買取させて頂いております。
写真のようにお値段のつくお品物を分けた上でお客様に金額を提示した上で査定、買取を致します。
書道本も本棚一面にあり、作品もたくさんございました。正直、全巻揃っていないと買取金額がお安くなってしまいます。今回のケースでは生徒に貸出をしたまま足りませんでした。
またご本人の書かれた作品に関しては、お値段が付かないのが現状です。
但し、有名な書家や篆刻家の先生の作品をお持ちの方もいらっしゃるので、それも含めて丁寧に拝見をさせて頂いております。
お客様に査定額を提示し、ご了承頂けましたらその場で現金にて買取となります。
商品の搬出方法に関しては、当社から持参した折り畳みコンテナやダンボールでお運びする流れとなっております。
最終的にはこの様にマンションの中の書道品や本が全て片付けができました。
書道家の方が生涯をかけて大事に収集されてきたお品物ですので、全て次の方に使って下さる様にお心遣いをしております。
その際になるべく当社にお売り頂いたお客様のご自宅も片付けられる様に細心の注意を払っています。
今回の査定に関してはスタッフ二名、トラック一台で作業いたしました。
買取の流れをご説明しますと、
店頭相談→後日、電話にて査定日を決定→当日、現地のマンションで査定→現金買取→お品物を運んで終了
今回の作業に関しては所要時間は4時間(査定に2時間、運搬に2時間)となりました。
お客様から諸経費(人件費、交通費、作業費など)一切の負担金は頂いておりません。
もし書道品を片付けたいと考えているお客様がいらっしゃいましたら、当社ではお客様の立場になって考えたご提案をさせて頂きます。また高額の場合は還元金をお支払いすることで正統なお取引ができる様に配慮してますのでご安心ください。
最後に「何万点とある書道品を適正な金額で買取が出来るのですか?」とネットでは不安に感じる方もいらっしゃると思われます。当社ではきちんとした買取金額を提示するために、私一人が全て行う形が最善だと考えて査定し続けております。
全国書道買取舎 宮坂 忠明