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中国印材-寿山について

中国印材の代名詞の寿山は中国福建省福州市から離れた山間部に寿山郷と呼ばれる地域で採掘される。 周辺には月洋郷という石芙蓉の産地があり、さらに月尾・老嶺等の採掘地が連なっている。 採掘を始めた時期は諸説あるが南宋からだと言 […]

中国端渓硯 老坑水巌石について

硯は石紋がきれいに出ているか、どんな紋が出ているかで良し悪しを判断する石の格を判断するには、「青花」をまず見るべきである。「寶硯堂硯辨」でも、天青に続いて石品と挙げている。また青花に付随して現れる「蕉葉白」や「魚脳凍」も […]

中国筆ブランドの上海工芸について

戦後における唐筆の代名詞ともいうべき「上海工芸」は、実は中国ではあまり知られてない。 「上海工芸(藝)」は「上海市工艺品进出口有限公司」という、工芸品を海外へ輸出する国営商社であった。宣紙の「紅星牌」なども、複数の宣紙工 […]

中国の棒墨について

棒状の墨は、墨匠が墨の材料を転がし、長細い円柱状にまとめただけの墨である。 稀に表面に磨きをかけて艶を出しているものある。 棒状の墨は、清末から民国時代までに安価な筆記用の墨として大量生産されたものであるようだ。 日本の […]

書道紙の紹介 -九華堂

九華堂とは南紙店の一つ 北京栄宝斎、南京十竹斎、瑞芝閣、天津静文斎南紙店などと大都市には南紙店が存在し、書画家のサロンとして活躍する。 上海にあった西冷印社も、書画家同士の社交場として清時代から存在している。 表記に関し […]

ブログコーナーを新設しました

全国書道買取舎 代表の宮坂です ブログコーナーの新設をしました。 これから書道具、掛け軸、書家、買取などに関する 解説や出張買取先での様子などを掲載していきます
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