大分県 宇佐市にて書道具一式を整理されたいという事で伺いました
何度も当社で買取されてた方なのですが、今回はお亡くなりになったとの事で、ご遺族の方からご連絡を頂きました。生前にもお値段をかなり付けてたお品でしたので、ご遺族にもそのお話があったらしく、手放す際にも正当な評価をしてもらえる当社にお声がかかりました。
大分県宇佐市にお住まいのお客様、いつも当社をご利用いただきありがとうございます。 今回は、何度も当社で書道具の買取をしていただいていたお客様から、お亡くなりになったとのご連絡をいただきました。お客様のご遺族の方からも直接ご連絡いただき、書道具一式の整理をお手伝いさせていただくことになりました。 お客様のお書道具は、生前にもかなりのお値段がつけられていたものだったとのことで、ご遺族の方にもそのお話が伝えられていたようです。そのため、手放す際にも正当な評価をしてもらえる当社に、買取のご依頼をいただいたのだと思います。その信頼にお答えできるよう、精一杯の査定をさせていただきます。 お客様から買取させていただいた書道具は、個々に歴史や背景を持った価値ある品々でした。それぞれの筆やインク石、硯など、繊細な作業に使われる道具は、書の世界で重要な役割を果たすものばかりです。 また、書道具とともに、お客様の思い出や感動的なストーリーもお伺いできることを楽しみにしています。書を通じて表現されたお客様の魂の一部が宿る道具たちに触れることは、私たちにとっても非常に重要な瞬間です。 書道具の整理においては、まずはお客様のご要望や意向に沿った方法で進めさせていただきます。大切な品を適切に取り扱い、可能な限りその価値を最大限に引き出すことを心がけております。ご遺族の方々が迷いや心配を感じることなく、安心してお任せいただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。 買取させていただく書道具一式の詳細については、直接お客様とのお打ち合わせをさせていただき、適切な査定額をご提示させていただきます。その際には、お品物の状態や保存状況、付属品の有無などを詳細に確認させていただきます。 最後に、お客様から買取させていただいた書道具の新しい持ち主になる方々に、その価値と魅力を伝えることも大切な役割だと考えております。これまで培ってきた豊富な知識と経験をもとに、次の方にとっても愛着ある道具となるよう、心を込めたご案内を行います。 お客様のお書道具一式を整理させていただくことになり、心から感謝申し上げます。大切な品々を適切に評価し、ご遺族の方々の思いを受け継ぎながら、新たな価値を見出していくことに尽力いたします。どうぞ安心してお任せください。買取させて頂きありがとうございます。
【書道具の種類】
【筆架】筆をのせたり、かけたりしておくものであり、筆格、筆床、筆升、筆閣とも呼んでいる。材質には、玉、陶器、金属、石、木など多くが用いられ、広く使用されている。
【筆巻】筆巻は、多く竹材で造られ、筆を携帯する時など、筆の鋒を保護するもので、一般に重宝がられ使用されている。
【筆筒】使用後及び保管に、筆を立てて入れておく筒であり、筆桶ともいう。
材質は、陶器、竹、青銅などである。明代の朱鶴、朱櫻、朱稚征や、清代の呉之潘、周芝巌、周笠、徐裕基、張埼黄などが山水、動物、花鳥、詩文などを繊細に刻した竹筒は第一の逸品として推称されている。
【筆立】筆筒と同じように、筆を立てて置く用具である。材質は金属、ガラス製のものがあり、一本立てや、二、三本立てられるものもある。ただ、使用したまま長く差しておくと、カビを生じ、筆を損傷することもあるので留意してほしい。
【筆洗】筆洗は、使用した後、筆を洗う器である。材質として、玉、陶器が用いられ、優美なものが多い。
【腕枕】写経、細字などを書く時、行が曲ったり、手首が紙に接し、文字を汚すことがある。このような時、腕をのせて書く用具であり、骨閣、秘閣ともいっている。材質には、玉、黒檀、紫檀、竹などが用いられ、山水、詩文、花鳥などが精巧に刻され、なかなか雅趣ある逸品もある。
【筆帽】筆鋒を保護するために用いるもので、別に、筆冒、筆装、筆蓑、筆楊、筆錯とも呼んでいる。一般に筆管と同質のものが多く、竹、木、真鍮、銅などで造られている。正倉院御物筆の筆帽の中には竹材に白牙、銀、紫檀などを併用した特殊のものもあるが、最近は簡単なセルロイド製のものもある。