滋賀県 東近江市にて書道具一式を整理されたいという事で伺いました

滋賀県 東近江市にて遺品整理で紙や書籍などの買取をしました

お亡くなりになった方は過去には中国にも何度も行ってたそうで、実際には中国の骨董や書道具、印材、掛け軸などの貴重なお品がございまして高額買取になりました。

今回の買取は今まで見たこともないお品もあり、勉強になりました。わからないお品もこれだけ数があれば出てきますが、価値があるかしっかり判断した上で買取します。その場でわからない場合は一旦預かり、あとで買取する事もありますのでご安心下さいませ。

【書道の紙の種類】
<蜀箋>
蜀において造られた紙。蜀紙に粉飾を施した深紅、粉紅、深青、浅雲、金沙紙、竜鳳紙、など十七種あった。

<澄心堂紙>
唐紙の中で一番有名なものとして知られている。南唐の李後主が造ったとされている。紙質は滑らかできめ細かく光沢があった

<竹紙>
別名、毛辺紙。江西、浙江、福建省で、産出された竹を主に使われていた。

<宣紙>
宣紙は安徽省徑県、宣城県などで作られ、明代に作られた紙。宣紙には玉版紙、二層紙、三層紙煮唾紙などがあり書道具として適している

<玉版箋>
宋代の玉版は乱麻を原料として上質なものであった。

<唐紙>
中国製の紙で竹材を用いて造られている。(日本製の唐紙とは異なる)

【材料による紙の種類】

<麻紙>
中国において、葵倫が製紙法を改良し、紙原料は、樹膚・麻頭・魚綱・敷布の四種。日本では奈良時代の紙はほとんど麻紙が用いられていた。材質は強くしなやかで光沢をもっている。

<穀紙>
穀紙の中には、黄穀紙、梶紙などがあり、紙質は強くやや薄手になる

<雁皮紙>
材料は、ガンビを用い、鳥子と同質のもので薄手のものをいう。

<檀紙>
檀紙は、大きさにより、大高檀紙(大鷹)、中高檀紙(中鷹)、小高檀紙(小鷹)の三種類がある。

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